3月29日はなおいあん学習会でした。

「なおいあん」は2014年に信和会小林理事長発案により始まった、「長く、おいしく、安全に」食べ続けることを支援するための有志の「食支援勉強会」です。
会を重ねるごとに、信和会スタッフだけでなく、他施設からのご参加も増えています。

今回は信和会の作業療法士から、「自助具を知って活用しよう!手段を知って楽しよう!~片手で食べる・片手で作る~」の体験企画でした。
作業療法を勉強されている京都医健の学生さんも含め、8職種32名の参加でした。(OT、教員、学生、ST、看護師、ヘルパー、調理師、管理栄養士)

齋藤OTの”めからウロコ”な楽しくわかりやすい講義の後、片手で切る・むく・洗う・開ける・まぜる・食べる、などを多職種チームで体験しました。


OTから自助具の説明と使い方指導を受け、実際にやってみることは新鮮で、それぞれの気づきに繋がったようです。



学生さんもチームに入られたことで、逆に教えてもらったり、刺激を受けました。

以下は参加者の感想の一部です。
・片手で食べること、調理することの大変さを知り、その人にあった道具・使い方を提供していくことが大切と学んだ。
・初めて聞き、見て、使ってみて、自助具の特性を知った。
・教科書にのっていない学びがたくさんあった。
・他職種との共同体験・会話でさらによいアイデアも生まれる。定期的にこのような機会を持つことが大事だと思った。
・自分では気づかなかった新たな視点を持つことができためになった。

食支援の新たな視点に気づき、多職種連携で支援することの大切さを実感する学習会でした。