お昼にひつまぶしをお出ししました :〜

今年の「土用の丑」は7月27日です。

土用とは立春立夏立秋立冬の前の18日間のことをで、その中の丑の日(十二支の中の丑)を「土用の丑の日」と呼びます。

夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が出来たのは、幕末の学者平賀源内が、夏場にウナギが売れないので何とかしたいと近所のうなぎ屋に相談されて、今日うなぎを食べると良いという意味で「本日土用丑の日」という看板を店先に出し、大繁盛したのがきっかけだといわれています。

昨今、うなぎは品薄となり、お値段はアップする一方、だんだんお口に入らなくなってきました。

当院でも昨年まで、生の開いた鰻から作る自家製の蒲焼をサイクルメニュー入れていましたが、ついにいったんお休みになりました。

今回、土用の行事食としてお出ししたひつまぶし、患者さんから好評をいただき、スタッフ一同もうれしく思います。

今回は国産のきざみ鰻蒲焼を使いましたが、やわらかめのご飯にたれもよくなじんで、おいしく召し上がっていただけたようです。


ひつまぶしの山椒やきざみのり、酢の物のみょうが、季節感を呼び覚まし、美味しさをひきたててくれる香り、日本人に生まれた幸せです。


お粥の方には、たまごで優しくとじた柳川煮です。